品質管理 細呂木工場
工学部 材料化学科 卒
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仕事内容について
「品質管理」と言っても、主となる仕事内容は客先からのクレーム対応です。さらに社内で発生した異常についても現場へ駆けつけ、製品の処置を指示するなど自分のところに入ってくる仕事内容にあまり良い内容のものはありません。その中で仕事に面白さや喜びを見つけることは非常に難しいですが、やはり問題の原因を究明して客先に納得して頂いた時には喜びというより大きな安堵感を感じます。「品質管理」という仕事は色々な知識が必要になります。材料や機械、加工方法はもちろんの事、熱処理やメッキ、品質管理の手法など客先との打合せ内容合わせて多くの資料や報告書を作成しなくてはいけません。そのような日々の色々な問題の中から新しいことを学び、自分自身をレベルアップさせていく事がこの仕事での唯一の喜びであり、楽しみであると考え、日々の業務に取り組んでいます。
「品質管理」の仕事は問題が発生する度に現場から呼ばれ、相談や報告を受けることが多い職種です。そんな時には第三者的な目で冷静沈着に状況を見極め、判断することが要求されます。時には、現場担当者の思いとは違う厳しい判断をすることもあります。自分の判断は福井鋲螺の判断であり、大きな重圧を感じることもありますが、そのような重要なジャッジを任されていることに「やりがい」も感じます。
「クレーム」というのは企業にとって良いことではなく、ピンチの時です。内容次第では補償問題や取引中止などに発展しかねない非常に危険なものです。こちらの対応や報告が遅れれば遅れるほど、その傷口は広がってしまいます。客先へ訪問して報告する際も、客先からは厳しい言葉で注意を受けることが殆どです。しかし、あるクレーム報告で客先へ訪問した際に、厳しい言葉では無く、感謝の言葉をかけていただいたことがあります。クレームを出してしまったことよりも、その迅速な対応に満足頂き、強い信頼を得ることができたようです。クレームは非常に危険なものであり、発生させてはいけないと思います。しかし、その対応次第では客先の信頼を得ることができるチャンスでもあると考え、出来る限りの迅速な対応を心掛けています。
一日のスケジュール
【ある一日の流れ】
8:15
【出 社】 1日のスケジュールやメールの確認、ラジオ体操
9:00
【朝 礼】 連絡事項の伝達、ISO教育
11:00
【現場確認】 担当ユニットより呼出、製品の状態を確認し処置を指示
11:45
【ミーティング】  担当ユニットのミーティングに参加
12:00
【昼 食】 社内食堂にて食事後、メールの確認
14:30
【製品判定】 検査より呼出、製品の良否判定と処置を指示
15:00
【現場確認】 洗浄より呼出、製品の状態を確認し処置を指示
17:00
【デスクワーク】 依頼の対応、メール返信、報告書作成
19:30
【帰 社】 部活動、同僚や友人との懇親等
福井鋲螺について
当社の強みは、やはり「人」だと思います。当社では製品を加工する機械や金型を自社で内製化しており、各部門にはその道のプロがいます。他の会社では不可能であった製品を短期間で可能にする技術力はそのようなプロ達が集まり、知恵を出し合うことにより実現します。各部門の個々の力が一つの目標に向かって集結した時、他の会社では真似出来ないとてつもない大きな力となり、新しい技術を生み出します。その個々の力である「人」こそが当社の強みではないかと思います。
就職活動では「地元」で活躍している企業を中心に活動しました。私の年代は、ちょうど就職氷河期で、大学で専攻していた化学系の学部を募集している企業は少なく、選択肢が少なかったのを憶えています。そんな中、福井鋲螺が化学系の募集をしており、「地元」企業を希望していた自分の条件とも一致したことから入社を希望しました。実際に内定通知を受けた職種は自分の希望していた職種では無かったため、一旦は就職活動を再開しましたが、福井鋲螺ほど条件の良い企業は無く、周囲の評判なども良かったことから入社を決めました。
入社前から「地元」企業として会社名は知っていましたが、どのような物作りをしているのかは知りませんでした。入社後、生活の至る所に使用されており、その部品の小ささを知ったときは非常に驚いたのを憶えています。また、当社のような圧造業界のことを知れば知るほど、小さいものを作ることに関しての福井鋲螺の認知度は高く、「福井鋲螺に頼めば出来ないものは無い」と言われるほど高い技術力を持っていることを知りました。
「圧造」という工法は非常に難しく、奥が深い加工方法です。一つの形状を仕上げるにもその設計方法の違いにより何通りものパターンが生まれ、それぞれで起きる問題もまた違います。どの設計パターンで製品を加工するかが最も重要なポイントとなり、その選択を的確にすることがこの業界で生き抜く道の一つだと思います。当社へ入社しなければ、おそらくこんなに面白く、難しい業界のことを知ることは出来なかったと思います。自分としても興味の持てる仕事が出来ていることは幸せなことであり、当社へ入社して非常によかったと感じます。
職場の雰囲気は、どちらかと言うと体育会系のノリのような気がします。現場一筋でやってこられた先輩方は職人気質があり、自分の仕事のやり方にプライドを持っています。長年積み上げてきた経験などから生まれる仕事「勘」みたいなものは、色々な失敗を繰り返して初めて自分のものにできるのではないかと思います。若手社員が失敗しても先輩社員が教育しながらフォローする仕事環境と人間関係が福井鋲螺の高い技術力の伝承を支えているのではないかと思います。
就職活動中の学生へのメッセージ
就職活動をするに当り、企業の職種や経営状況などを見極めることも大事ですが、まず自分の中の就職条件をしっかりと持って活動していった方が良いと思います。自分のやりたいことをしっかりと企業へアピールすることも就職活動にとっては非常に大切なことです。就職は人生の中で大きな分岐点ですから、自分の未来をしっかりと想像して活動したほうがよいと思います。

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