機械製造
造機工場

工学部
機械工学科 卒
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仕事内容について
現在、私は設計係に所属しております。設計係では、その名の通り、社内生産設備に関する「設計」を行っています。ただ一口に「設計」と言ってもその業務内容は、既存生産機の能力・作業性向上の為の改良や、新製品の試作・量産化の為の改造や新型生産機の開発、新型汎用生産機の開発など多岐にわたります。社内の生産設備の種類も、主力生産機が大型機から小型機までの複数機種、転造・切削などの二次加工機や、洗浄設備、またそれらの付帯設備などと豊富で、携わる範囲も広いです。その中で、いま私は、主力生産機の1~2機種に対し、作業性向上や加工機能の追加などの改良・改造設計を行っています。
設計という仕事は、「新しい物」を作る事ができる仕事だと思います。ちょっとした改造や改良であっても、今までと100%同じ物は無く、いつも「新しい物」への挑戦です。もちろん予期できなかった問題に直面する事も多いですが、その度に発見があり失敗から学ぶことができます。そして、問題を解決し自分の思い通りに機械が稼動したときには、自分の「思い」や試行錯誤したことがよみがえってきて、嬉しさでいっぱいになります。また、設計は、自分の考えやそのポイントを2次元の図面で表現しなければなりません。「この部品は、この箇所の精度が重要」「この箇所は、他の部品との関係性が重要」といったポイントを、如何に表現し、加工者の方に伝え、思い通りの形状に部品を加工してもらえるか。こういったことも、「設計」の仕事のやりがいの一つです。
設計係に配属後、初めて「動く物」の設計をした時のことは、とても印象に残っています。機械とも呼べないような、とても簡単な動きをさせるだけの物にも関わらず、経験不足な為にあれこれと悩み、先輩社員の方々に多くのアドバイスを頂きながら完成させた覚えがあります。いま振り返ってみると「もっと強度を持たせるべきだった」「機構をもっと単純化することができたのではないか」等、反省するところも多い設計ですが、それが同時に現在の教訓になっています。
一日のスケジュール
【ある一日の流れ】
8:15 【出 社】
 メールの確認など
8:30 【設計係内ミーティング】
 日程・業務内容などの確認
9:00 【打ち合わせ準備】
 設計案についての説明や資料のまとめ
10:00 【設計依頼部署との打ち合わせ】
 依頼部署からの要望聞き取りや、現行案の問題点の洗い出し
12:00 【昼 食】
13:00 【設 計】
 午前の打ち合わせを元に構想設計
19:00 【帰 社】
福井鋲螺について
強みは、金型・生産設備を社内で開発・製造することで可能な柔軟性だと思います。例えば、現在の社内設備では加工できないような製品に対しても、「メカに改造を施す事で可能になるのか、金型を工夫する事で可能になるのか、あるいはその両方が必要なのか」といった幅の広いアプローチができます。また、設備設計に関して言えば、実際に設備を使用する作業者の方の意見を直接聞く事ができるので、現在の設備の改良点などを、随時、次世代機に反映していけるということです。
私はもともと「機械」に関係している仕事に就きたいと思っていたので、県内の企業を中心に、様々な分野の製造業で就職活動をしていました。その中で、福井鋲螺の事を知りました。企業説明会を受けた際に、設計係の方と対談できる機会があったのですが、業務内容を本当に生き生きと説明して下さりました。その姿勢から、「これだけやりがいを感じてできる仕事があるのなら」と思い入社を決めました。
入社前は、製品のサンプルなどを見て「微小品や難形状を加工できるスゴイ技術を持った会社なんだなぁ」と何となく思っていました。しかし、入社後、いざ生産機や冷間鍛造について学び、改めて製品を見たときには「こんな形状、一体どうやって加工しているんだ」と、何の知識も無く製品サンプルを見ていた入社前以上に驚き、「スゴイ技術をもった会社」という印象がより深くなりました。現在は、一刻も早くその技術を支えられる仕事ができるよう、日々努力しています。
入社し配属後しばらくして、海外からのインターン生と一緒に仕事をする機会があったことです。人に物事を教える難しさや、文化の違い、慣れない英語を交えながらのコミュニケーション等、苦労することもありました。ですが、それまで海外の方と接する事がほとんど無かった私にとっては、とても新鮮な経験で、通常の業務からは得られない多くを学ぶことができました。
ベテラン社員の方や私のような若手社員も、分け隔てなく気軽に接することのできる雰囲気です。私の場合、まだ経験も浅く自身の知識だけでは解決が難しい問題もありますが、そういったときには先輩社員の方々が相談に乗ってくれます。また、時には設計係全員でその問題に対して取り組む事もあります。仕事以外でも、部署内の飲み会などで、年齢や職種に関係なく打ち解ける事ができます。
就職活動中の学生へのメッセージ 社会人になってからでしか学べない事、できない事は本当に多くあると思います。ですが、逆に、学生時代にしか学べない事、できない事も、それと同じくらいたくさんあると思います。一見、希望の職種とは全然関係のないような経験も、就職活動中や就職後にふとしたきかっけで活きてくる事があります。「あれをやっておけば良かった」などと後悔しないよう、勉学・スポーツ・遊びなど、学生時代を完全燃焼してから、就職という新しいスタートを切って下さい。